独りであること、未熟であること

酒飲んだ日にしか更新しないです

思考の整理学と自分の整理について

例によってまた酒を飲んでないけど書いていく。最近は筋トレの影響かお金がないからか飲み会をしなくなったからか定かではないが酒を本当に飲まなくなった。今まで酒が好きだと思っていたのも案外脆いものだと思う。

 

思考の整理学とは外山滋比古によるエッセイみたいなもの。https://www.amazon.co.jp/dp/4480020470/ref=cm_sw_r_tw_dp_x_cWBzFb55TP416

 

半分は著者の世界に対するボヤキと半分はこういう風にモノを考えたり論文をまとめたり、テーマを決めるといいよという本。世界といっても地球という意味の世界じゃないけど。

実際に役立ちそうなことも書いてあったり、著者の考え方が気に入ったので良かった。研究室配属される前の春休みにでも読み直そうかと思う。

 

筋トレのおかげもありだいぶ精神的には安定してはいるけど(前のブログ記事読めば一目瞭然)3年前期のGPAがまあ悪かった。オンライン授業で全部終わったけど、僕は中高から内申点をよくして生きてきたわけでもなく授業なんて重要でないと思っているから小テストなんかも合格ラインくらいで適当にこなしてた。当初期末試験があった授業がコロナで変更になりその合格ラインのくそのような小テストで晴れてCがもらえたというわけだ。

まあもう過去は変えられないし、BTTFみたいな世界になるまでは諦念をもって前を向いていこうと決めている。

 

GPAがたぶん同じ進路振り分けくぐってきた同級生に比べて低いので研究室配属が運ゲーとなってしまったが、院試で勝ち取ればいいし、なにより自分自身が何をしたいかを考えなくてはならなくなった。そこで、徹底的な自己分析としてこのブログを書いている。

 

今でも興味があるのが人間情報工学の分野でVRBMIに惹かれてはいるが、それが本当に自分がしたくて自分に向いていて心の底からモチベーションがあるのかわからなくなった。大学受験の時から目指しているものは変わらないが、だからこそ今一度見直してみないといけないことでもあるし、同研究科のほかの研究室についても調べて自分の気持ちを書いてみる。

 

この自分の気持ちをただ書くだけでは不安定で何も参考にできないのでそれを今から考える。自分の生い立ちや、影響を受けたメディアとそれぞれの影響、そして自分の性格等。そこから主観的にも客観的にも考えられれば目標が達成できたと言える。

 

自分の生い立ちについて、まずは環境と両親の影響が大きく、あとは学校生活とかだろうか。家庭環境については別に貧しくもなく、お金に困ったことはなかった。なんでも買ってもらうような貴族みたいな生活ではなかったが大体の希望したものについては買えなかったという思い出もない。父親が僕が中学入ったかその前後で起業したため、自分にしか出来ないことを見つけろ、それが金になる仕組みを考えろというふうに教わって、中高の時はぼんやりと院生になって博士まで進んでやりたいことができる企業がなければ作ればいいんだなとかなり楽観的に見てた。まあそれ自体は正しいと思うがそれが自分に出来るのかというのが今後の3,4年で決まる。

 

 

中高時代オタクをしていたことも思想や性格に影響していそうなので、書いてみる。

中一の時に夢か記憶障害でなければなんか女の子と付き合えたことがあった。まあ今思えば自分があまりにも子供で女を知らなかったからうまくいくはずはなくテンプレートのようなオタクルートに進むことになる。

アニメ、漫画、声優とPCは少しかじって後はFPSをひたすらしていた。ゲームやアニメの仮想的世界に興味を持ったのがこの時期で、2015らへんにVRが~とニュースで目にし始めたころだったと思う。当時は現実世界(家庭、学校)が気に入らずに現実逃避をしていたからそこに興味を持ったのだと思う。今でこそ映画や漫画アニメでそういうバーチャルを題材にしたものを見たけど、高校生の時はほとんど妄想して期待を抱いていた気がする。現実世界からの完全な離脱をして肉体や嫌なことが何もない世界に没入することを望んでいた。

これが多少知識をつけて昇華した考え方に今はなっていて現実での応用なんかもたまに思考してみてる。

 

これがVRに興味を持った流れ。

 

次に、思想に影響を受けたものを列挙してみる。

ゲームで言えばCoD,まあこれは上記のこと。

漫画だと、「なるたる」から始まり鬼頭莫宏先生の作品。特に影響を受けたのは死生観かな、生きている理由と生きていく理由。社会や地球にとって有益な人にならなくてはいけないし、そうなるために頑張るのだと。根本はここにある。

映画だと「ロッキー」シリーズからシルベスター・スタローンの作品。男とはかくあるべきというものを知った。

小説なら「二十歳の原点」。これも生き方かな。

 

価値のない人間であってはいけないということだけど、ここでの価値は地球全体に還元できるかどうかなので、これから大学院に進むとしてそれがそこに当てはまるかを考える必要がある。

 

 

性格について、ここまで挙げた因子が直接影響したからというわけでもないので言い切るのが難しいが、行動や習慣から考えてみる。

 

文章を書くというよりかは言語化することが好きのほうがふさわしい。これは曖昧な思考をそのままにするのが気持ち悪いから。

 

合理主義で全体主義。筋トレが好きだから一部はナルシストでもある。感情よりも理性がより正しく行動させるし、感情に任せた人間を信用足りえないとも思う。全体主義は上記のことから。自動車の運転は上の三つを満たせるスポーツなのでやっぱり好きだななんて思う。

感性を大事だと思うが、それは合理主義に反しないのかという矛盾については、感情と感性はかなり異なっていて、感性はただの自分と世界のインターフェイスで、感情は動物的本能から来る心の動きであると認識してる。感性が感情・理性にどちらにも働きかけるが感情をある程度排除して理性でのみモノを考えるべきということになる。

 

あとは完璧ではないけど効率を求めること。無駄なことをしていても虚無に襲われるだけだし、何よりも楽をしたい。自分に向いてないことは自分がするべきではない。

完璧主義者の心をもっているけれど自分に向いてないだとかそこまでする意味がないという結論が出て中途半端に終わることが多い。

 

2000字くらいで自分を赤裸々に言語化するならこんな感じだろうか。

自分自身のキーワードとしては、全体主義、感性、効率みたいなところだろうか。合理的というのは理系の学問に属していれば必ず付加されてくる条件なので省く。

 

 さてここからは講座の列挙とそれに対して自分の思いを書いてみる。

講座名は省く。

1.情報システムの合成にかかわる計算機科学の諸問題に関する研究と教育。基礎研究と実用的なシステムの設計試作。

ー幅広い分野にまたがっているので複数の分野にまたがることが思いつければここがよさそう。記載されてる研究内容に惹かれるものは特になし。

 

2.安全な社会システムの構築のためのAI,機械学習、深層学習、画像処理、シミュレーション、最適化技術

ー社会への貢献では直接的な部類であって悪くは思わない、記載されてる研究内容については同上。

 

 3.ネットワーク技術

ー何をするにも必要な分野だろうけど、間接的に貢献していくシステムにはあまり自分が参加していくべきとも思わない。効率と全体主義には適ったところではある。

 

4.マルチメディア、モバイルコンピューティングと新しいビジネスの創出。

ービジネスに目を向けているところとしてはいい。それ以外にはあまり興味なし。

 

5.ビックデータ、機械学習自然言語処理

ー人間が膨大な時間をかけて複数言語習得するのは無駄が多すぎるし面倒くさいので自然言語処理には興味あり。

 

6.人工知能の視覚システムの実現

ー人間を超越するものを作っていくロマンはある。長い目で見れば全体に還元されていくようなところか

 

7.人間情報工学

ー研究テーマは改めて見てもここが一番面白そう。BMIによる人間の拡張では効率に当てはまる。全体主義的にはどうだろうかというところ。

 

3.5.6.7については本や文献見てもう少し知って考えてみようと思う。

 

この半年は資格の勉強に使うのもよさそうだからあとで調べてみる。

誰の参考にもならないオナニー日記だな毎回。